フォニックスとは

フォニックスとは、文字と発音との間のルールを明示し、正しい発音の仕方を容易にする学習方法をいいます。


日本語の場合、ひらがなの読み方を覚えればひらがなで書かれた単語や文章はすべて読むことができます。たとえば、「ひ」と「ま」と「わ」と「り」の読み方を知っていれば、「ひまわり」という単語も正しく発音されます。


これに対し、英語の場合には、a~zの単語の読み方を覚えたとしても、それだけでは英単語や英語の文章を正しく読むことはできません。

たとえば、「c」(シー)「a」(エ―)「t」(ティー)という単語の読み方を知っていても、「cat」を「キャット」と読むことはできませんね。フォニックスは「cat」という単語を知らない人でも「キャット」と発音するためのルールを明示しています。

フォニックスのルールを覚えることで、知らない単語や文章でも正しく読むこと、聴くこと、話すことができるようになります。

そのため、フォニックスはアメリカの小学校教育で導入されており、近年日本でも注目されるようになっています。

フォニックスルールが適用されるのは全体の75%

このように学習するメリットの大きいフォニックスですが、言葉である以上、例外は存在します。

フォニックスルールは英単語全体の75%に適用されると言われており、残り25%については「そういうもの」として覚えるしかありません。

ここで、フォニックスの例外と関連してよく出てくる言葉に“sight word”(サイト・ワード)という言葉があります。“sight word”とは何なのか、フォニックスとはどのような関係にあるのか見ていきましょう。

“sight word”とは

“sight word”(サイト・ワード)という言葉をご存知でしょうか?“sight”(一目)、“word”(単語)、すなわち、一目で理解できなくてはならない重要単語のことを言います。


どこからどこまでを“sight word”と呼ぶかについては、論者によって見解が異なり一致していないようですが、この“sight word”を学ぶことで日常で用いられる英文法や英会話の90%をカバーできると言われています。

そのため、アメリカの小学校では、この“sight word”のうち、難易度の低い単語から順に段階的に学んでいくそうです。

“sight word”の単語リスト

この“sight word”を単語リストとしてまとめたものはいくつかありますが、最も有名なのがDolch Word List(ドルチ・ワード・リスト)で、以下になります。

Pre-primer

Primer

Grade One

Grade Two

Grade Three