「兄弟(姉妹)がいないと子どもは寂しがるかな?」「わがままな子に育たたないかな?」と心配されている親御さんも少なくないかと思います。
ですが、年齢的事情や経済的事情などから子どもを増やすことは簡単じゃありませんよね。
ここでは、一人っ子のメリットや一人っ子で活躍している有名人を取り上げてみたいと思います。

 

メリット

子どもが十分な愛情を感じて育つことができる

「一人っ子でよかった!」と感じている一人っ子が、その理由としてよく挙げるのが、親の愛情を一身に受けることができて幸せだったということです。
兄弟がいると、当然一人の子どもに割くことのできる時間は減ってしまいますし、「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」などと怒らなくてはならない場面も増え、子どもに「お母さんは僕より妹のことが好きなんだ」と、愛情を感じてもらえないこともあります。
これに対し、一人っ子は親の愛情を独占することができるので、幸福感を感じることも多くなります。

 

自由に伸び伸びと育つことができる

兄弟がいる場合、何かと制約を伴うことになります。
お菓子は分けなければならず、下の子どもの洋服は上の子どものお下がり、子ども部屋も共有などなど。。
このような制約と一人っ子は無縁です。一般に、一人っ子はわがままと言われがちですが、こうした自由で伸び伸びとした環境が子どもを大らかで明るい子にしてくれることも多いです。
また、兄弟がいると勉強やスポーツ、容姿や性格など、何かにつけいろいろと比べられてしまいます。このように比べられることは、子どもを精神的に追い詰めてしまうことも少なくありません。
一人っ子は、このような比べられることとも無縁なので、卑屈になることなく自己肯定感の強い子どもに育ちやすいといえます。

 

兄弟のトラブルに巻き込まれない

子どもの数だけ人生はあり、たとえ同じ家庭で育った子どもでも、その子自身の性格や家庭外(幼稚園や保育園、小中高校、習い事など)での環境、親の接し方などによって、まったく違って育つことは少なくありません。
兄弟が家庭内で暴れ回る、引きこもる、外で非行を行うなど、兄弟によってひどく苦労すること、自分の進路・生き方すら変えざるを得ないこともあります。借金絡みのことなど、兄弟によるトラブルは大人になった後でも起こり得ることで、こうしたトラブルと無縁で過ごせる点も一人っ子のメリットと言えるかもしれません。

 

教育にもお金をかけることができる

大学卒業までに子どもにかかるお金は2000~3000万円と言われています。
こう考えると、兄弟がいる場合に比べ、一人っ子の場合にいかに金銭的に余裕ができるか分かりますね。
こうした金銭的に余裕のある部分を、習い事や学習塾、あるいは私立学校への進学などに投資できる点も一人っ子の大きなメリットです。
「やりたいことはなんでもやらせてもらえた!」という言葉も、一人っ子からよく聞く言葉です。

 

親にとってもいろいろな負担が減る

上述のような金銭的負担の軽減はもちろん、精神的・体力的にも一人っ子と兄弟がいるのとでは違います。
兄弟がいれば必ず兄弟げんかをします。特に男の子兄弟のけんかは殴る蹴る泣くと、大騒ぎのうえ日常茶飯事で、それを叱る親の精神的・体力的負担も相当なものになります。
また、一人と二人以上とでは出先のフットワークの軽さも大きく違ってきます。
親にとっても一人っ子の方が、いろいろな負担が減ってゆとりを持った子育てができると言えるでしょう。

 

相続でもめない

一人っ子が一人っ子でよかった理由として、「親の相続で兄弟同士がもめて、骨肉の争いとならない」こともよく挙がります。
子どもの頃は仲の良かった兄弟でも、大人になるといろいろと違ってしまうものです。相続争いは兄弟のもっとも醜い争いと言えるかもしれませんが、そうした悲劇を避けることができるところも一人っ子のメリットでしょう。

 

一人っ子の有名人

芸術家や音楽家には一人っ子が多いそうです。一人の時間が多い分、感性を育てることができるのかもしれませんね。
音楽家の例としては坂本龍一や小室哲哉が挙げられます。
ジャンルは違いますが、有名アーティストにも一人っ子は多いようです。
宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、倉木麻衣、aikoなど、個性的な女性アーティストにも一人っ子が多くいます。
芸術家としては、村上春樹や谷川俊太郎が挙げられます。もう少しポップなところでいくと、脚本家の三谷幸喜さんも一人っ子です。
スポーツ選手ですと、フィギュアスケートの荒川静香、鈴木朋子、小塚崇彦などが挙げられます。フィギュアスケート選手に一人っ子が多いのは、フィギュアスケートにかかるお金の大きさが関係しているかもしれませんね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。 一人っ子というと、「子どもがかわいそう」だとか「わがままな子に育つ」などと批判されがちですが、全然そんなことありませんね。 子どもの成長や感じ方は千差万別で、一人っ子か否かで簡単に語ることはできません。 ですが、少なくとも、大きな愛情を持って接してあげれば、兄弟がいないことのデメリットなんて大した問題じゃないと言えるのではないでしょうか。