「正しく」手洗いをする

手洗いを徹底するだけで風邪は引かなくなる

風邪の予防と言えば、手洗いが基本中の基本です。もっとも、この手洗い、大人でも正しい洗い方ができている人はほとんどいません。


手は人間の身体のうちで最も多くの物に触れます。触れる物には、財布の中のお金や電車のつり革、手すり、ドアノブなど、何百何千人あるいはそれ以上の不特定多数の人が触った物も多くあります。

みなさんもこの1時間の間にどれだけの物に触れたか想像してみてください。このように様々な物に触れた手は、目には見えないバイ菌だらけであり、風邪を引く原因になります。


ある老人ホームでは、施設内の手の触れそうな箇所を毎日徹底的にふき取っており、そのおかげで施設以内の老人の中には風邪を引く人は一人もいなくなったそうです。

そのため、外から家に帰ったときはもちろん、トイレのたびにも手はきちんと石鹸で洗うようにしましょう。

 

正しい手洗いの方法

ところで、みなさんの中で正しい手の洗い方を知っている人はどれだけいるでしょうか?

上述の通り、大人でも正しい手洗いができている人はほとんどいません。

多くの人は、石鹸で手の表面や裏面をゴシゴシ洗えばそれで汚れが落ちていると考えていますが、大間違いです。

目には見えていないだけで赤外線にかざしてみると手には至るところに菌が残っていことが分かります。

最も、菌が多いのが利き腕の親指の付け根です。そのほか、指と指の間、爪の中、指の周り、手首にも菌は付着しているため、これらを順番にきっちりと洗ってあげることことが大切です。

両手とも丁寧にこの洗い方をすれば1分ほどは要します。みなさんが普段どれほどいい加減に手を洗っていたか自覚できたでしょうか?

 

ビタミン豊富な野菜をしっかり食べる

生野菜がベスト

私たちの身体は食べ物から成り立っています。

そのため、風邪を引かない身体にするためには、食生活から変えていく必要があります。

風邪を引きにくい身体にするうえで重要なのはビタミン豊富な野菜をしっかり食べることです。中でも、生野菜は効果的です。

野菜に含まれている栄養価は熱に弱く、熱することで栄養価は少なくなってしまいます。この点、生野菜は、温野菜や炒めた野菜と異なり火を通さず栄養価が落ちないため、風邪の予防には抜群です。

 

温野菜も効果的

もっとも、生野菜は味が単調で飽きやすいです。野菜嫌いな子どもにとってはなおさら食べることが苦痛になるでしょう。

また、生野菜は身体を冷やしてしまうので、寒い冬に多く摂取することは必ずしもメリットばかりではありません。


そこで、温野菜をたくさん食べるのも良いでしょう。

熱を通す分、栄養価は落ちてしまいますが、生野菜よりも柔らかくて食べやすい分、より多くの野菜を摂取することができますし、身体も温まります。

なお、温野菜の中でも、茹で野菜よりも蒸野菜の方が水溶性ビタミンの損失を抑えることができるのでオススメです。

 

不規則な生活は身体も不規則にしてしまう

規則正しい生活は身体の調子を整えるうえでとても重要です。決まった時間に起き、決まった時間に食べ、決まった時間に寝ることで、身体の調子は整えられます。 反対に、これらが不規則になってしまえば、身体の調子もおかしくなってしまい、風邪も引きやすくなってしまいます。

厚着をさせすぎない

意外かもしれませんが、風邪を引いてはいけないからといって子どもに厚着させることは逆効果です。子どもは体温のコントロールを上手くすることはできないので、厚着になれてしまうと、この体温のコントロールができなくなってしまうのです。 小学生の頃、真冬でも体操服一枚で登下校していた同級生が学人に一人くらいはいなかったでしょうか? それはやや極端ですが、大人から見て「少し寒いかな?」と思うくらいの服装が子どもにはちょうど良いでしょう。

外で運動をさせる

運動をして体力や持久力をつけることは、風邪に負けない身体作りにとって重要です。 また、風邪はのどや鼻をつたって引きますが、冬に外で遊ぶことはのどや鼻を強くすることにもつながるので、その分予防の効果も高まります。 最近では、テレビゲームやスマートフォンなどの普及で外で遊ぶ子どもが減りましたが、外での遊びには感受性を豊かにする効果や協調性を身に付ける効果もあるので、寒い冬にも外で積極的に遊ぶ機会を作ってあげましょう。

すぐに病院には行かない

少し風邪が疑われるからといって、すぐに病院に連れて行くと、その先で本格的に風邪を引いている子どもたちから風邪をもらってしまう危険があります。また、薬の飲み過ぎも、薬の効果を下げてしまうので注意が必要です。