「お菓子やジュースは欲しがるのに、ご飯は全然食べてくれない」と子どもの少食を心配する親御さんも少なくありません。 当然、食べなければ十分な栄養を摂取することができず、身体や精神の成長を阻害してしまいます。それでは、少食の理由や解決策にはどのようなものがあるのでしょうか?

1 間食(おやつ)が多い

ご飯を食べるまでにおやつをバクバク食べてしまっては、ご飯の時間にはすでにお腹いっぱいになってしまいます。

また、子どものおやつ(お菓子)には砂糖や油、添加物が多く使われているものが多いので、肥満や虫歯の原因にもなりやすいです。


十分な栄養を摂取できず、身体に悪いものでお腹がいっぱいになってしまっては本末転倒ですので、おやつの回数や種類、時間はあらかじめルール化しておくなど気を付けておきましょう。

 

2 飲み物が多い

おやつだけでなく、飲み物でお腹がいっぱいになってしまうこともあります。

特にジュースや牛乳はカロリーが高いため、何杯も飲んでいるとそれだけでご飯が入らなくなってしまいます。

牛乳は子どもの発育には重要ですが、ジュースの方はお菓子同様、肥満や虫歯の原因になってしまうので過剰摂取にならないよう注意する必要があります。

もちろん、牛乳の飲み過ぎも脂肪の取り過ぎになりますし、お腹を壊す原因にもなるので注意は必要です。

子どもにジュースを飲むなと言うのは酷ですが、水やお茶(利尿作用の少ないノンカフェインのものがオススメ)に慣れればジュースは甘すぎると感じるようになり、それほど飲まなくもなってきます。

 

3 運動不足

運動不足だとカロリーの消費量も少なく、お腹も空いてきません。現代の子どもはテレビゲームやスマートフォンで遊ぶ時間が長く、外で身体を動かして遊ぶ時間が少なくなっています。

そのうえ、家だとおやつやジュースを口にする機会も多くなってしまうので、これではまるで悪循環で、ご飯が入らなくなってしまいます。太陽の下で思いっきり運動することは心身の発達にとってもとても良いことなので、子どもが進んで外に出たがるよう、幼い頃からボール遊びやかけっこに慣れ親したしませることも重要でしょう。

もっとも、運動のし過ぎは適度な空腹感を得るには逆効果です。疲れすぎていると何も食べる気がしない、ということは大人にもよくあることですが子どもも同じです。

また、運動中や運動後にアクエリアスやポカリスエットなどのスポーツ飲料を飲み過ぎてしまうと、やはりカロリーの取り過ぎになるので注意です。

4 食事中のテレビ

食事中にテレビがつけてあると子どもはテレビにばかり夢中になり、まったくお箸が進まなくなります。

子どもの頃「テレビばかり観ていないでちゃんとご飯食べなさい!」と叱られた方も多いのではないでしょうか。

さて、こうした「ながらご飯」は、ダラダラとご飯を食べることになり、ろくに食べてもいないのに満腹中枢が刺激されお腹がいっぱいになってしまいます。

また、食卓を囲んでの家族団らんの時間や食べ物への関心を阻害してしまう点でも、食事中のテレビはあまりオススメできません。

 

5 嫌いな食べ物が多い

食卓に並んだご飯に嫌いな食べ物が多ければ、子どもの食欲も当然上がりません。

特に、野菜嫌いになってしまうと色々な料理が苦手になってしまうのでやっかいです。

一方で、子どもが嫌う野菜には栄養が豊富にある食べ物も多いため、嫌いだからと言って全部出さないわけにもいきませんよね。

子どもが、食べ物の好き嫌いを判断するようになるのは3歳頃からと言われており、それまでに色々な食べ物を与えておくことが嫌いな食べ物を減らすうえで重要と言われています。

また、嫌いな食べ物でも頑張って食べたことを目いっぱいほめてあげたり、親自身も嫌いな食べ物に挑戦することで、子どもに「嫌いだけど食べてみよう」という気持ちにさせることができます。

大人になってから克服できる食べ物もある一方、大人になっても苦手な食べ物は一生嫌いなままです。

子どもに過度なストレスを与えない範囲で、苦手な食べ物を作らない・克服できるように協力してあげましょう。