誕生日、夏休み、ハロウィン、クリスマス、お正月…1年のイベントには様々なものがありますね。

これらのイベントのうち、どのイベントを特に楽しみにするか、どういった理由で楽しみなのかは、年齢と共に変化していくかと思います。

小さい頃はひなまつりの人形やこどもの日に飾る兜を楽しみにしていても、ある頃から関心を寄せなくなってしまったり、あるいはクリスマスのように、小さな頃はサンタさんからのプレゼントを心待ちにしていたのが、ある頃から恋人と過ごすイベントに変化したり。


それでは、子どもは一体どのようなイベントを1番楽しみにしているのでしょうか?株式会社バンダイが3~12歳の男女およびその保護者1500名を対象に行った「バンダイ子どもアンケートレポートVol.116」の調査結果をもとに見ていきましょう。

圧倒的2トップはクリスマス、誕生日

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3~5歳、6~8歳の子どもに共通して圧倒的に人気だったのはクリスマスと誕生日でした。

いずれの世代でもこの2つで全体の80%を超えており、3位以下を圧倒しています。こうした圧倒的人気ぶりは、男女別で見た場合でもほとんど変化がありませんでした。

人気の理由

「ほしい物がもらえる日」

人気の理由としては、クリスマス、誕生日ともに「ほしい物がもらえる日」だからというのが大きいようです。

クリスマスや誕生日には、ふだんおねだりをしても買ってもらえない意中の特別なプレゼントをもらえるので、その魅力は絶大なようですね。

ほしい物がもらえる、という意味では両者のイベントに差はありませんが、「サンタクロースが家にやってくる」という子ども心をくすぐる不思議な感覚や、街やテレビ番組などがクリスマス模様に変わっていくワクワク感、クリスマスの後には冬休み・お正月がやってくるというイベントの連続による高揚感などが誕生日を引き離した要因ではないでしょうか。

 

イベント感が満載

クリスマスや誕生日が人気の理由はプレゼントだけではありません。イベントそれ自体としての魅力も絶大です。

クリスマスについては前述しましたが、それ以外にも家族みんなで美味しい料理やケーキを食べる楽しみ、家の中をツリーなどのクリスマスグッズでデコレーションする楽しみなど、イベントとしての魅力は他の追随を許しません。

一方、誕生日は、完全に自分が主役になることができる日という大きな魅力があります。

小さければ小さいときほど、親や親せきに可愛がられたく甘えたいものですが、誕生日ほどその欲求が満たされる日はありません。

家族や親せきから目いっぱい可愛がられる中で、美味しい料理やケーキを食べる至福の時間を過ごすことができます。

また、友達を大勢家に招待して、みんなから祝われ、プレゼントをもらい、自分が中心になって遊べることも誕生日ゆえの醍醐味でしょう。

 

クリスマスはサンタさんの存在に気づかれた時点で半分終わってしまう

このように子どもにとっての圧倒的イベントであるクリスマスと誕生日ですが、忘れないでいてほしいことがあります。

それは、子どもにとってのクリスマスは、サンタクロースがお父さん・お母さんということに気づいてしまった時点で半分終わってしまうということです。


サンタさんが家にやってくるというワクワクした気持ち、サンタさんに手紙を書くことを楽しみにする気持ち、サンタさんを一目見ようと頑張って12時まで起きていようとして寝落ちしてしまう体験、こうしたサンタクロースの存在ゆえの子どもの感情や行動は、サンタクロースがお父さん・お母さんと知った時点で終わってしまいます。

そして、子どもがサンタクロースの正体に気づくことは、親にとってもクリスマスの半分が終わってしまうようなものです。子どもに気づかれないようにプレゼントを隠したり、サンタクロースに関わる話を子どもと楽しむことはもうなくなってしまうのです。


子どもがサンタクロースに気づく年齢は、家庭ごとにバラバラです。小学校に入ってすぐに知る子もいれば、中学生になっても信じている子もいます。気づく理由も、自発的なものや友達から聞いたもの、中には親が「そろそろ卒業しないと…」と自ら子どもに告白する場合など色々なようです。


いずれにせよ、誕生日やその他のイベントと比べても、クリスマスは特別なイベントとしての期間が限られており、その終わりは突然やってきます。

子どもにとっても親御さんにとっても素敵な思い出となるように、一回一回のクリスマスシーズンを目いっぱい楽しんでください。

3位はお正月

クリスマスと誕生日の圧倒的人気に隠れてはいますが、お正月も3位につける人気イベントです。3~5歳では、4位以下とそれほど差はありませんが、6~8歳では、4位の運動会を大きく引き離しています。

この傾向は、9~12歳でより顕著となっています。


小学校入学前と後とで人気度が違ってくる理由としては、冬休みというイベント感が大きいでしょう。また、お年玉の魅力も大きいと考えられます。3~5歳の幼児にとっては、お年玉をもらったところで使い道がなかなかありませんが、6歳以上になってくるとゲームやスポーツ用品、洋服など、ほしい物が色々と出てきますよね。


そのほか、親せきが一堂に介して、お節料理を食べたり神社にお詣りに行くというイベント感もお正月人気の一つでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 子どもにとってのイベントの一つ一つは、ずっと前から指折りしながら待つ大事な大事な日です。子どもにとっても親御さんにとっても、かけがえのない日になるよう、大切に過ごしてくださいね。