社会のグローバル化や小学校から英語学習が必修化されたことなどを受け、子どもの英語教育に力を入れ、英語を習わせたいと考える親御さんも増えてきているようです。 この記事では、子どもの英語教育の割合や費用、保護者の意識などについて、株式会社バンダイが2011年に行った「バンダイこどもアンケートレポートVol.187」および2017年に行った「バンダイこどもアンケートレポートVol.234」を参考に紹介してきたいと思います。

幼稚園・保育園・学校以外で英語教育を受けている子どもは20.9%

2017年のバンダイの調査結果によると、英会話教室や学習塾、あるいは自宅での英語のアニメ視聴など、幼稚園・保育園・学校外で現在英語学習をしている3~12歳の子どもの割合は、20.9%でした。

また、現在はしていないが過去にしていたことがあった子どもの割合は5.7%でした。3~12歳の子どもの5人に1人が英語学習をしており、4人に1人は現在あるいは過去に英語学習をしていたことが明らかになりました。

2020年度からは小学5・6年生で英語が「教科」(「必修」と異なり成績評価の対象になる)化することが発表されており、英語の早期学習のニーズが一層高まっている現在では、より多くの子どもが幼い頃から英語学習(アニメの視聴などを含めた広い意味での学習)をスタートしているものと思われます。

 

英語教育はいつからすべきか?

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2017年のバンダイの調査結果によると、英語教育による学習をスタートさせた時期として最も多かったのが「小学1年生」(18.7%)、次いで「小学5年生」(13.9%)、「3歳」(11.5%)、「4歳」(10.4%)、「小学3年生」(7.8%)と続きます。

このように見ると、現在英語学習をしている、あるいは過去にしたことがある子どもは、小学校に入学するかしないかという早い時期から学習をスタートしている子が多いことが分かります。

幼児であればあるほど聴覚は敏感です。そのため、語学学習の基本は「早ければ早いほど良い」と言われており、小学校入学前から英語学習をスタートさせることは決して珍しいことではなくなっています。

 

子どもの英会話教室は人気の習い事の定番

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これまで見てきた2017年のバンダイの調査結果は、英語のアニメやCDなど、家庭での学習も含めた統計でしたが、習い事としての英会話教室に絞った場合でも、その人気はうかがうことができます。

同じくバンダイが2011年に行った調査では、3~5歳の子どもがしている習い事ランキングで英会話は3位(11.2%)、6~8歳では4位(14.8%)でした。

それぞれ、「習い事をしていない」が1位(51.6%)と2位(19.2%)であったため、英会話教室のランクは実質的には3~5歳で2位、6~8歳で3位となります。

一昔前であれば、小学生でも英会話教室に通っている子どもはクラスに一人いるかいないかでしたが、現在では、習い事の定番になっているんですね。

子供に「させてみたい習い事」ランキングでも英会話は上位

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さらに、「させてみたい習い事」ランキングでも、英会話は3~5歳で3位(24.4%)、6~8歳(15.8%)で4位と人気です。 現在している人と、させてみたい人とを合わせると、3~5歳で35.6%の人が、6~8歳で30.6%の人が英会話教室に強い関心を持っていることが分かります。 これらのランキングは2011年時点のものですので、現在ではさらに人気が高まっているかもしれませんね。

子どもの英語教育にかける費用と方法

バンダイの2017年の調査結果によると、英語学習にかける月額の平均費用は6,242円とのことでした。 この費用は、英会話教室や学習塾だけでなく、自宅で英語のアニメを視聴しているだけの場合の費用も含まれています。

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学習方法としては、英会話教室(対面)が1位(47.3%)、学習塾が2位(27.4%)であり、この2つで70%以上のシェアを占めています。


もっとも、最近では、自宅にいながら手軽にできるオンライン英会話も人気になりつつあります。

Skypeなどの無料通話機能を使って、フィリピンなど海外に住む外国人とパソコン越しにフェイストゥフェイスで行うオンライン英会話は、家事に忙しいお母さんにとっても楽であり、また英会話教室や学習塾と比べ安価なため、今後シェアを拡大していくものと思われます。