幼児期は語学学習のゴールデンタイム

語学学習の適正年齢については、早ければ早い方がよいという意見もあれば、あまりに早いと母国語と混同してどちらも中途半端になってしまうという意見もあります。ですが、少なくとも3歳以降であれば、外国語学習の弊害はありません。


よく言われるように、子どもの聴覚は非常に敏感です。これは若ければ若いほどそうなようで、10歳を超えてしまうとネイティブのように聴き取ったり発音することは不可能と言われています。


たしかに10歳未満の小学校低学年からでも遅すぎるということはありませんが、3~6歳の幼児の方がより言語習得に適した聴覚をしています。

また、小学校に入学すると、学校の授業や放課後の友達との遊び、宿題、他の習い事などによって、英語学習に費やすことのできる時間も少なくなってしまいます。

こうしたことからも、やはり、3~6歳の幼児期は、語学学習に最も適した時期(ゴールデンタイム)と言えるでしょう。

グローバル社会に伴う英語力の必要性

これからの社会はますますグローバル化していきます。

国内市場の縮小や新興国を中心とした海外の市場拡大に伴い、日本企業の海外進出はますます増えていっています。

こうした会社のグローバル化は、すなわち社会人の英語力に対する企業のニーズの高まりを意味します。最近では、大企業を中心に採用の条件としてTOEICのスコアを要求するところも増えてきました。

また、楽天やユニクロが英語を社内公用語としたことも大きな話題となりました。


このように、英語が話せることはもはやアピールポイントではなく、当然の前提になりつつあり、この傾向は、現在の幼児が社会に出る20年後は一層顕著になっていることでしょう。


グローバル社会の中、子どもの就職やさらには人生を考えたとき、英語の必要性は不可欠なものと言っても過言ではありません。

多様な国の人・文化との交流

訪日外国人が過去最高を更新し続け、都市部では外国人や外国語に触れることが全く珍しいことではなくなりました。

世界規模の中間層の激増によって、訪日外国人の数は今後も増えていくでしょう。

それだけでなく、少子化に伴う労働人口の減少が深刻化しており、近い将来、労働者人口を補うための移民の受け入れが現実味を帯びつつあります。


このように、日本国内で暮らしていても、外国人と接することは(特に都市部では)もはや不可避です。

同じ生活空間において、好む好まざるにかかわらず外国人とコミュニケーションを取ることは必要となり、その際のツールは世界共通語としての英語です。

言葉が通じなければ、相手のことやその文化についても知ることができず、慣習の違いから相手に嫌悪感を持ってしまうかもしれません。

ですが、英語をツールとしてコミュニケーションを取ることができたなら、相手の性格や考え、その国の文化・慣習を知り、仲良くなることもできます。

必然的に外国人と生活を共にすることになる今後の日本において、英語は、相互理解のための架け橋となるのです。

情報社会

何か調べ物をするというとき、スマホやパソコンを使う方がほとんどだと思います。調べ物は、その日の天気のような何気ないものだけでなく、学校の課題や会社でのプレゼンに用いる詳細なデータ収集のような本格的なものまで様々です。

インターネット上からどれだけ早く情報を集めることができるか、どれだけ有用な情報を集めることができるかということは、今後ますます重要になってきますが、ここでも英語の理解力はとても大事になってきます。なぜなら、膨大なインターネット上の情報の半分以上は英語による情報だからです。

情報社会において、情報収集能力は今後さらに求められることになり、そこでは、英語力の差が決定的な違いを生むことになるでしょう。

小学校における英語教育の必修化・教科化

2020年度から、これまで小学5・6年生が必修科目(必ず教わらなければならないが「教科」ではないため成績評価の対象にはならない)としてやっていた「外国語活動」が小学3・4年生に前倒しされ、小学5・6年生は「外国語」科目として英語学習が教科化(「必修」と異なり成績評価の対象となる)されます。そして、2020年度までの経過措置として、2018年度からは小学3・4年生の英語学習がスタートします。 私が小学生の頃は(もう20年以上前の話です。。)、小学5年生のときにローマ字を「一応」習った程度でしたが、そんな時代も今は昔、これからは小学生の勉強においては英語は重要科目となります。 小学校教育でつまずかないためにも、小学校で学ぶのに先んじて英語を学習しておくことは有用になります。 こうした教育現場の動向も作用してか、子どもの習い事ランキングでも英語教室は年々順位を上げています。

自信を持った主体性のある明るい子どもに育つ

以上では、実益的な必要性・メリットを述べてきましたが、親御さんが一番に子どもに期待するのは、元気で明るい子に育ってほしいなどの内面的部分に対してかと思います。

こうした内面へのプラスの効果としても、英語力を身に付けることはとてもオススメです。外国語を話せるということは、子ども心にもかっこよく、周囲からほめられ、達成感を感じることができます。

得意なことを一つでも身に付けることは子どもにとって大きな自信になり、主体性・自発性を持った積極的で明るい性格をもたらしてくれるでしょう。

また、英語は一朝一夕で上達するものではありませんが、その過程で集中力や継続力、思考力を身に付けることもできるでしょう。