親御さんと子ども、どちらの主導で始めた習い事であれ、子どもが習い事を「辞めたい!」と言い出すときはあります。ある統計によると、子どもから習い事を辞めたいと言われたことのある親御さんは実に半数近くとのこと! そんなとき、親としてはどう対応すべきなのでしょうか?
1 相談に乗り、説得する
これまでの頑張りを思い出させてあげる
これまでの頑張りを思い出させてあげる
目の前の目標を設定する
父親が相談に乗る
別の教室に移る
辞めたい理由を取り除いてあげる
続けた場合の将来を示してあげる
2 すぐに辞めさせるのではなく休憩期間を設ける
子どもが習い事を辞めたがっているときに、無理強いしてしまっては、子どもは余計に嫌悪感を感じるかもしれません。また、辞めたいのに辞めることができなく、精神的に押しつぶされてしまうこともあります。 辞めたい気持ちが一時的なものである可能性もあり、今辞めさせてしまってはもったいない、という場合には、一度休憩時間を与えてあげるのも良いでしょう。 少ししたら、子どもの方から「やっぱり行く!」と言い出すかもしれませんし、続けたい気持ちを再確認して熱中するようになるかもしれません。
3 辞めさせる
きちんと相談に乗ったうえで、それでも本当に子どもが辞めたがっているときには、辞めさせてあげましょう。 「中途半端に辞めさせては敗北感を与えてしまう」と思う方もいるかもしれませんが、執拗に子どもを説得しては子どもが精神的に弱ってしまいますし、逆に「自分は駄目な子なんだ」と敗北感を与えてしまうことにもなりかねません。 全然別の習い事を始めてみたら、水を得た魚のように生き生きとすることもあります。
以上、3つのパターンについて見てきました。 ケースバイケースなので、ベストな対応を断言することはできませんが、子どもに辞めたい理由をちゃんと聞いてあげ、選択肢を与えてあげたうえで、子どもの考えを尊重してあげる姿勢が大切です。